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初めてのマイカーの思い出をお話します。
自動車の運転免許は高校卒業後、大学に進学したので最初の夏休みを利用して取得しました。
免許を取ったからとといって即、車が買えるほど裕福な家ではありませんでしたが、家には自分が高1のときに突然亡くなった父の車、トヨタのスターレットがあったので同じく大学生で二つ年上の兄と交代でその車を使いました。

数年後、兄が就職を前にしてスターレットを配車にし自分の車を買ってしまったので自分が気軽に乗れる車は無くなってしましました。
幸いその頃の自分は大型バイクを持っていたので普段の移動には困ることはなかったのですけど・・・。

そして自分が大学を卒業しめでたく就職も決まりさあ、車を買おう！と思ったものの社会人なりたての状態では頭金すら持っていない自分に買えるはずもありません。
しかも就職先が駅前での小売業だったため当然、専用駐車場もないのでバス通勤となりしばらくは車雑誌を眺めて車選びに没頭しました。
そしてやっとボーナスが出る夏になり少ないながらそれを頭金にして車を買うことができました（大半はローンてすが）。

検討の結果選んだ車はスズキのエスクードです。当時はアウトドアブームもあり４WDの車は大変人気があり各メーカーから様々なタイプが発売されていました。
エスクードにしたのは４WDの割りには価格が安かったことが大きかったです、あとボデイが極端に大きすぎないことも良かったですね。
正直は話し男のくせにあまり運転得意じゃないのです（笑）　

あとはSUZUKIが地元の企業だということも少しは関係していたかもしれません、そういえば自分の就職先の候補としても考えていて会社訪問とかもした記憶があります。

夏に納車されたエスクードは期待通りの車でした、4WDの走行性能が抜群で砂浜の波打ち際を走ったり、スキーで雪道に入っても全く問題なく走ることができました。
また、会社の仲間と4WDの車を持つものだけであつまりキャンプをしたりとエスクードを充分に使い若かりし頃を楽しむことができました。

今では当時のように４WDの車は所有していません、エコカーです（笑）
でもいつかまた青春時代を思い出しであんな車に乗ってみたいなとふと思う時があります。