2016年04月18日

マイカーは事故車となったものの、相手側の配慮でなんとか示談

私はきちんと交通ルールを守る優良ドライバーだと自分では思っているのですが、一度だけ人の車にぶつけてしまったことがありました。ある日の朝、妻にひどい蕁麻疹が出てしまい、慌てて皮膚科に行ったのですが、その皮膚科の駐車場で事故を起こしてしまったのです。

妻の症状は深刻で、吐き気やめまいなども伴っていたので、私は運転にあまり集中できていませんでした。ちなみに、その皮膚科の駐車場は縁石がなく、白線で仕切られているだけの駐車場でした。いつもは必ずドアを開けて後ろを確認してから駐車していた私も、この時ばかりはとにかく妻を早く病院へという意識が強く、ろくに後ろを見ずにバックしてしまったのです。すると「ドーン」とぶつかる音がしました。時すでに遅しと言った感じで、ぶつけた車から人が降りてきました。私はとにかく必死に謝ったのですが、妻も心配だったので、相手には事情を説明して、先に妻を病院へ連れて行った後で再び駐車場に戻ってきました。

相手の車は停車していたので、完全に私のミスです。ただ、幸いにも相手の車の傷はそれほど大きくありませんでした。その代わり、私の車の方が大きな凹みを作ってしまいました。私は初めての事故だったので、妻のことも重なってかなりパニックに陥ってしまいました。とりあえず、保険会
社に電話してみますと相手には伝え、まず代理店としてお世話になっているディーラーの人へ連絡をしてみました。すると、「先に警察に電話をし
てください。保険のことなどはそれからです。」と言われたため、ぶつけた相手側にも警察に電話する旨伝えたのです。すると、やや面倒臭くなっ
たのか、「奥さんも大変みたいだし、傷も大したことないから今回はいいよ。」と言ってくれたのです。示談は勝手にするものではないとどこかで
聞いたことはあったのですが、その時は咄嗟にその人の優しさに甘えることにしたのです。何度も頭を下げて許してもらうと、病院から妻が戻って
きました。妻を自宅まで送った後、私は事故車となってしまったマイカーをディーラーまで走らせました。

幸い車両保険に加入していたため、保険の範囲で済んだので良かったですが、初めての事故だったのでとにかく慌ててしまいました。ぶつけた相手方にも本当に申し訳ない気持ちでしたが、同時に人の温かみを感じた出来事でした。



Posted by stinea at 09:20│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。